第六感はまだ衰えていなかった。
元々色々と感受性は強い方で。
うまく言語化できないけれど、なんか違和感感じるなー、って思うことがあると、大抵何か起きる。
そうゆうのは昔からあって。
多分寝てても地震起きる数秒前に起きるのは、こうゆう性質だからだと思う。
父を幼少期に亡くしていて。
基本的に霊とかの類は見えないけど、稀に感じることがある。
父はたまに、出てくる。
まぁそうゆうのも、身内関係だけだと思っていたのですが。
※お察しの通りの、信憑性は定かではない話題を以下投下します。
理解のある方や、そんなこともあるのかなー、な感覚の方のみの閲覧でお願いします。
なんなら長文です。自分の整理のために書いています。
どうぞお時間に余裕があるときに、私の拙い話を読んでもいいぞという方はどうぞ。
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今日の話。
朝起きてからずーーーーっと、頭痛が取れなくて。
頭痛薬飲めば大抵治るのに、珍しく治らない。
変なのー、と思いながら、とりあえず午前中に予約した整体行けば軽くなるかなと楽観視。
お昼前に終わったので、土日は混んでて遠慮していた近くのフードコートで、久しぶりのスパイシーなカレーとナンをいただき。
まだ頭痛取れないから、帰って寝ようかな。とか考えていたら。
登録のない電話番号からの入電。
普段なら出ないのだが、今日は有給取ってるので、仕事関係の急ぎの連絡だとまずいから、警戒しつつ電話を取る。
「、、、あ、ちえ?」
おや、こちらの名前(本名)を知っている。
しかも下の名前を呼ぶ間柄の方。間違い電話ではなさそうだ。
名乗ってもらって、驚き。
小学校からの友人。
連絡取り合っていたのは、もう10年近く前になるかな。
なんとなく疎遠になっていたのに、急に電話きたから、何かと思えば。
「お父さんがね、死んじゃって。」
はい、いきなりディープなネタ。
そういやこの子、昔からなかなかのネタを投下してくる子だった。
とりあえず急いでフードコートを出る。
私まで一緒にテンパってしまっては収拾がつかないので、とりあえず話を整理する。
•10年前くらいから、父の介護をしていた
•数日前に亡くなられた
•母も10年以上前から要介護で、現在は介護施設にお世話になっている
•どうしたらいいか分からなくなって、急にアタシを思い出したらしく電話をしてみた
話を聞いていくうちに、そういやアタシ、午後暇じゃね、、、?と気がつき。
そっち行く?と提案。
今いる駅を伝えると、友人驚愕。
ご尊父様の安置が、まさかの今いる駅近くである、と。
これだ。朝からの頭痛の原因。
結局彼女がこっちに来ることになり、電話を切った瞬間。
ゾワワワーーーっ、と。
第六感感じる時特有の感覚を、数年ぶりに。
あぁ、まだあったんだ。
ていうか、呼びましたね?私のこと。
呼ばれてやりましたよ。
娘のためでしょ。はいはい、動きますよ。
全てを理解したアタシ、そこから彼女が来る30分間で一気に動く。
とりあえず彼女の感情が乱れてもいいよう、駅近の人の多いカフェは不向きと判断。
屋外のベンチのある休憩所を数カ所調べ。
駅近のカフェでテイクアウトして、花見と言いながら誘い込む。
ちゃんと陽の光が当たるポイントにして、メンタル回復も意識させる。桜の時期でよかった。
彼女到着。
ご両親とも昔から面識があったので、ご尊父様との御対面をすることに。
(ていうか絶対そうなるように動いてる。やりおるな父ちゃん。)
御対面までかなり時間があったので、とりあえず沢山話をする。
ご両親の介護で張り詰めていたのか、久しぶりの友人との再会だからか、たくさん言葉を紡ぎ出す友人。
とにかく聞く。吐き出させる。
言うことで楽になるのは分かっている。
辻褄合わなかったり、混乱しているのも全部そのまま吐き出させて、とりあえず頷く。
ご尊父様にご挨拶。アタシはおそらく20年ぶり?
穏やかなお顔。
まさかこんな形でお会いするとは。むしろお会いできたのが、ご挨拶できたのが、稀なのか。あ、そうか。呼ばれたのか。
そのあと葬儀屋さんと話をする彼女。なんとなく言いなり感が気になり。
そのまま本屋に連行。
葬儀関係からその後の手続きが1冊にまとめられている本を探して、そのままお買い上げ。
一緒にここだけは読むべき、ここは飛ばしてOKを説明してプレゼント。
我ながらだいぶ冷静に対処したと思う。
10年ぶりの連絡がコレかい!って思うし、
こっちもテンパっていたけど。
それよりなにより、昔からフワフワしている彼女がいきなり色々決めなきゃならなくなったことに、ちょっと不安がよぎり。
お節介やいてみた。やりすぎたかな、、、
昔、彼女は自殺未遂をしているので。
怖かったのもある。
不安が重なるとね、人って突発的に何するか分からないからね。
まさか普段平日仕事な自分が、このタイミングで有給取っていたし。
普段出ない知らない番号をちゃんと取ったし。
本来なら午後から温浴施設に行くつもりでいたのが、頭痛くて帰るつもりでいたし。
色々重なって、まさかの出来事。
怖いくらいに色々タイミングがあって。
駅まで見送ったあと、ドッと疲れが出て。でも頭痛は綺麗さっぱりで。
濃い一日だったなぁと、帰宅しておやつタイムなわけです。
思わず実家の母に電話したら。
人助けしたねー、って言われたけど。
そうゆう感覚はないんだよなぁ。
本能というか。
そういや昔からそうだったかもな。
彼女が未遂したときも、仕事帰りに駆けつけて説教したんだったわ。
なんか、久しぶりにディープな世界を経験したので、記録。
どうか彼女が、穏やかな気持ちになれる日が訪れますように。
いやほんと穏やかに生きて。。。