色は匂へど散りぬるを

経理OL、ドラマー、主婦。徒然記録。

ドラムをなぜ、アラサーになってから再開したのか。

ドラム話。

 

スタートは気軽だった。

高校になって、当時ラルクGLAYが流行り始めだったので、バンドかっちょいい!やってみたい!

じゃあ軽音楽部入るしかないだろー!と。

 

なんのパートやりたい?

当時やりたかったのは、実はベースだった。

入門セットも買っていた。

でも仲良かった友達が、ベースやりたい!って先に意思表示してきた。

ので、言い出せず、、、笑

とりあえず何できるかなー、ピアノやってたから、キーボードでいくかー、と。

安易な理由でスタート。

 

いざ入ってみたら、女子校だったからか、ドラマー全然いなくて。

まぁそうだよな、、、

隙間産業的に、ドラムもやってみるかー!ってのが、スタート。

当時家にエレクトーンがあったので、鍵盤の音をパーカッションの音にする機能があったので。

バスドラをペダル鍵盤、左手スネア、右手ハイハットにすれば家でもイメトレできる!というのが決め手。

この頃、自己流のくせにハイスタコピーして腱鞘炎になったり、自分が叩かないやつをリズムマシーンに打ち込んで他のバンドに提供したり。

なんか色々やってた。

 

社会人になって。

諸々あって歌メインで活動したくなり、ドラムは割とおまけ的な立ち位置。

それでも友人の結婚式二次会ではカホンやったし、音楽ボランティアでの慰問演奏ではドラムもカホンも。

この辺は、上手くなりたいってよりは、できることを最大限表現に使っていた感覚。

 

3年前。

好きなインストバンドがライブをやるってことで、行ったら。

対バンの某バンド、初見で引き込まれる。

音の格好良さ。だけでなく、みんな音の会話を楽しんでいるのが衝撃的で。

一気にファンになる。

特にドラマーさんに感化を受け、ドラムを再開したくなる。

 

せっかくドラム再開するならと、色々調べて地元のドラムレッスンを受ける。

初めてのレッスンで、同じドラムセットなのに発せられる音の違いにびっくりする。

こんなに鳴るの?!と。

元々叩いたことのある8ビートが、生きてる。

ライブの高揚感がない、普通のスタジオレッスンで、ここまで感じるのか。

 

今でも覚えている。

初めてレッスンを受ける時のカウンセリングというか、先生との話の中で、どんなドラムを叩けるようになりたいかと問われた時に。

ジャズセッションに参加できるようになりたいです!と。

あんま考えて発していないんだ。気がついたら発していた。無意識。

 

ぶっちゃけ、ジャズじゃなくても良かったんだけど。憧れだったんだ。

音楽を通じて会話をしていた、あのバンドみたいに、いつかなりたかった。

 

3年経って。

当時教えてくれた先生とは、スケジュールの都合で今は習えていないけれど。

この先生に習えたからこそ、ビッグバンドのお誘いも受けられたし、

奏でる楽しさを再確認できた。ホントに感謝しかない。

技術はまだまだだけど、セッションと名の付くイベントも、少しずつ顔を出せるようになってきている。

反省も多いのだが、、、

 

そんなこんなで、ドラムを再開したきっかけを徒然書いたら、

先生への感謝が溢れすぎたので、これにて閉店ガラガラ😎✨